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センター長からのご挨拶

水光会 総合リハ・フィットネスセンター開設にあたって


津留英智センター長

 当水光会グループは、「地域と共に」を理念の礎とし、急性期医療、介護、福祉、予防医学・健康増進と、幅広く地域の皆様のニーズにお答えするよう、施設の充実に努めてまいりました。しかしリハビリに関しましては、病院内のリハビリ施設のみでは決して十分とは言えず、以前からこの地域に(仮称)基幹リハセンターとなる施設を是非設けたいと言う強い願望がありました。

 平成18年診療報酬改定により、疾患別にリハビリ日数制限が設けられ、維持期のリハビリ治療を打ち切られた結果、約4万人を超える「リハ難民」が発生する事態となりました。リハ難民の方々の中には自宅に引きこもり寝たきり状態に陥るケースや、介護デイサービスにて細々とリハビリを継続し不自由な思いを強いられるケースも見られ、新たなリハビリ施設に対する期待の声が益々高まって来ました。

 また平成20年4月、特定健診・特定保健指導がスタートし、健診が義務化され、糖尿病予備軍、生活習慣病患者を減らすべく、いわゆるメタボ対策がとられるようになりました。管理栄養士による食事療法はもちろんですが、中高年の対象者に対して、安全かつ医学的エビデンスに基づいた運動療法を提供できる「メディカルフィットネス」が注目されるようになりました。

 一方の課題として、高齢者の介護(寝たきり)予防として、高齢者の自立を促すべく、筋肉トレーニングなどを盛り込んだ介護予防事業が始まりました。超高齢社会に備えて、十分な施設においての介護予防事業が求められています。

 以上の様々なニーズに応えることが出来る、複合的な施設として、この度「水光会 総合リハ・フィットネスセンター」が誕生しました。リハビリ、メディカルフィットネスに対して、個別的で、きめ細かく、持続性のある生活習慣病予防に、対応できるよう「水光会健康増進クリニック」も開設しました。そして実行力と継続性のある運動療法を思う存分行なって頂こうと、ニーズの高かった「室内温水プール」も造設しました。

 これから高齢社会を迎え、健康でいきいきと過ごすことの大切さが、今改めて問われています。地域の健康を守り、皆様のより良い生活の質向上のために十分貢献できるよう職員一丸となって尽力してまいる所存です。

平成21年6月

医療法人社団水光会 理事長
宗像水光会総合病院 院長
水光会 総合リハ・フィットネスセンター長

津留 英智